利便性が良い滞在方法
留学生に人気の滞在方法に学生寮いわゆるドミトリーという選択肢があります。
長い期間に渡って留学する人向けというイメージを持っている方も多いですが、実は2週間程度の短期留学でも利用できるのです。
利便性の良さを考慮すると寮を滞在先に選びたいと考える方も多いようですが、その特徴をしっかり見極めておくことが大切です。
寮の種類
学校が用意している学生寮は大きく分けるとオンキャンパスタイプと都市中心タイプに分かれます。
オンキャンパスとは、学校の敷地内にある語学学校で勉強をするという場合に利用できるもので、寮以外に食堂やジムなどの施設も利用できるので利便性がとても良いです。
もう一つの都市中心タイプは、立地条件が良い都市の中心部に存在しており、勉強以外の日常生活が楽しく過ごせるという面もあります。
どちらのタイプを選択したとしても、充実した留学生活を過ごせるメリットを得られます。
滞在先を寮に選んだ場合の特徴
肝心の滞在費用はホームステイの場合と比較すると1週間で1万円前後は寮の方が高くなります。
できるだけ滞在費用を抑えたいと考えている方にとっては割高になってしまうため、寮を選ぶ理由は無くなってしまうと感じるかもしれません。
ただし寮の場合はホームステイとは異なるメリットを得られます。
学生寮は日本人以外にも様々な国からやって来た人が利用しています。
現地の学生はもちろんですが、他の国から来た留学生とルームメイトとして一緒に生活することで交流を深める環境で過ごせるのは寮の大きなメリットになります。
ホームステイでもホストファミリーとの交流を深めることはできても、現地以外の他の国の人と異文化交流を図れる環境にはありません。
その反面で寮で一緒に暮らしているルームメイトがトラブルメーカーで、落ち着いて生活できないという場合もあります。
海外からやって来た人は日本人の感覚とは異なる生活習慣を持っている人が多いため、いざ同じ環境の中で生活をしてみると何かと不便さを感じたりイライラさせられることも多くなります。
勉強をするために留学しているのに、日々迷惑ばかり被って落ちついて勉強できないと嘆く方も多いです。
お申し込みは早めに
学生寮で生活できる人の数は限りがあるため、できるだけ早く申し込みをすることが大切です。
時期によってはすぐに埋まってしまうこともありますので、留学を決意した段階で学生寮に滞在したいと考えた方はすぐに問い合わせをしてください。
特に短期留学生が増える2~3月と8~9月をめがけて申し込み者が増える傾向にあるため、短期留学に関するパンフレットが多く配布される5月や11月に合わせて早めの対応を心がけてください。