大学・大学院留学

高度な教育を受けたい方におすすめ

海外には日本よりも専門性の高い分野の専攻が存在している大学が多いと言われており、高度で専門性の高い教養を身に着けたいと考えている方は海外の大学や大学院への留学を検討しています。
強い興味を持っている分野なのに日本の大学では学ぶ環境が整っていないという場合でも、海外の大学へ選択肢を広げてみると理想的な学習環境が整っている場合が多いのです。
様々な分野の専攻が存在していますが、特に人気が高いのは心理学や国際関係学、ビジネス、ITなどがあげられます。
将来的には専門性の高い分野で国際的に活躍できる人になりたいと考えている方におすすめしたい留学の種類になります。

国によって課程が異なります

海外の大学は日本と同じような課程になるとは限らないので注意が必要です。
イギリスなどに関しては一般教養課程が存在しておらず、入学した当初から専門課程を3年に渡って学ぶことになります。
これに対してアメリカやカナダなどは日本の大学と同様に最初の2年間は一般教養課程、その後の2年間は専門分野の課程を学びます。
一般教養課程を学ぶ最初の2年間では専攻を決めなくても良いため、様々な選択肢の中から自分にとって最適な専門分野を模索しながら決定できるというメリットがあります。

海外の大学や大学院に留学する方法

日本では大学に入学する際には試験が実施され、その結果によって合否が決定する仕組みになっていますが、海外の場合は少し異なります。
基本的に高校卒業や同等の資格を持っている方ならどなたでも出願可能になります。
試験は実施されず、高校在学中の成績や語学力の点数、推薦状、エッセイなどの内容を審査したうえで選考が行われる仕組みになっています。
ここで注目したいのが語学力の点数で、一定の基準を満たしていなければこの時点で書類選考に落選することを覚えておきましょう。

海外留学を視野に入れた段階で語学力アップを目指すことが大切ですが、日本では限界を感じるので思い切って海外へ語学留学をしようと考える方もいます。
あらかじめ持っている語学力に加えて留学をして生きた言葉を身近に感じることで更に語学力をアップできる環境が整います。
学校が指定する基準を満たすという目標を達成できたら出願するつもりという方も多いです。

なお、既に日本の大学で勉強をしている方が海外の大学へ編入する場合や、大学を卒業した方は日本の大学で得た単位が海外でも認められて在学期間が短くなることもあります。
大学によっては交換留学生の制度が存在しており、提携している海外の学校へ交換留学生という形で留学できる事もありますが、成績優秀でなければ選ばれることはありませんので常に努力が必要になります。