ワーキングホリデー

仕事をしながら留学できる

海外留学をしたいけど、何かとお金がかかるので実現させるのは難しい…と考えている方も多いですが、仕事をして収入を得ながら勉強ができるという環境が存在するなら留学と同時に海外で働きながら資金を補うことができるので費用面での負担がかなり軽減されるというメリットがあります。
海外留学を実現させた方の中にもワーキングホリデー制度を上手に活用している方が多いため参考にしてください。

ワーキングホリデーとは

ワーキングホリデーはワーホリとも呼ばれているビザの一種です。
日本と協定を結んでいる国に限定されますが、18歳~30歳まで(ただし一部の国では25歳までという場合もあります)の若い世代同士の交流を図るのが目的とされています。
海外に留学してみたいけど、滞在期間中に必要な資金をなんとかして確保しなければいけない、また現地の言葉が理解できないので何とかして勉強しなければいけないという場合には現地で仕事をしながら勉強をするという選択肢が必然的に生まれてきます。
そこで現地でも働きながら生活資金を稼ぎ、現地の学校に通って語学力を習得するという目的を果たすのがワーキングホリデーなのです。

勘違いしている方が多いのは、ワーキングホリデーは外国で働くために活用する制度ではないということです。
あくまでも海外で仕事をしながら語学力を習得して現地の人達と交流を深めるという意図があるのです。
現在、日本から毎年2万人以上の方が日本と協定を結んでいる国へ渡航しています。
ビザの取得も比較的簡単なので、積極的に海外生活を楽しんでみたいと考えている方には最適な方法といえます。

アメリカは無理!?

海外での留学資金がない方にとってワーホリという仕組みは素晴らしい制度といえますが、アメリカにはワーホリ制度が存在していません。
基本的にはアメリカで働くことを目的にして渡航するのは容易ではないという理由があります。
アメリカの場合は個人で取得できるビザは観光ビザや学生ビザで、アメリカで仕事をすることを前提にしたものではなく、観光を楽しんだり勉強をするという目的で取得するものが基本なのです。

なぜアメリカには ワーキングホリデーがないのかという理由を確認してみると、世界各国から正規の手続きを行わずに違法滞在する外国人がとても多いという背景があるようです。
元々は色々な国から集まってきた人で構成されている国ですが、現在はできるだけ移民を増やしたくないとの考えがあるため、簡単な手続きで就労可能なワーキングホリデーは認めたくないという理由があると考えられます。
そのため、基本的にはアメリカで働きながら語学力を身につけるという選択肢は難しいと考えておきましょう。